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さてさて、続きでございます~。
これで遭遇篇は終わりなので、暫しお付き合い下さいマセ。
自宅からS医大までは、車で10分弱。
かなり近距離だと思うんだけど、いつトイレに駆け込んでもおかしくない状態のままだったから、相当ドキドキな10分弱だった。
案の定、病院に入ってすぐトイレに駆け込んで、篭ること10分。
付き添ってくれた母は、中で倒れてるんじゃないかと思ったらしい。(苦笑)
ヨロヨロしながら検査の受付をすると、次にトイレに行ったら状態を確認したいので、流さないで呼んでくれとのこと。
これがなんだかものすごく屈辱的に感じて、本当に嫌だったな・・・。
しかも見てもらったら、「まだ検査できる状態じゃないから、あと2~3回トイレに行ったら、又呼んでくださいね」ときたもんだから、ビックリ!!
もうすぐにでも検査してもらえると思ってたから、かなりショックだったし、待合のベンチに座ってるのも辛かった。
ベッドを用意しましょうか?と聞かれたんだけど、そうするとトイレにすぐ行けないかもと思って、丁重にお断りして、トイレの傍のベンチで半ば倒れこんでたワタクシ。
それから小1時間して、ようやくGOサインが出たので、検査室へ。
受付後すぐに検査着と穴あきパンツに着替えて、コンタクトも外してたので、ずーっと下見ながら歩いてたら、看護師さんに支えられてしまう羽目に。
単に裸眼の視力が両目とも0.1以下で、しかも乱視が入ってるから、ちょっとした段差で躓かないように下を見てたんだけどね。(笑)
で、左側を下にして検査台に上がって、検査しやすいように鎮静剤を入れてもらったんだけど、内視鏡検査で一番痛かったのは、この鎮静剤が注入された時だった。
手の甲から点滴の要領で針を刺されて、「薬液が身体に入る時に、ちょっと痛いけどガマンしてね」と言われたんだけど、我慢しきれずに思わず声を上げてしまうくらいで、薬液が血管を通ると電流が走ったみたいにビビビっとなるの!
現在までに計3回内視鏡検査してるけど、この時の鎮静剤が一番痛かった。
鎮静剤が効いてくると、ちょっと意識が遠のく感じで、特にこの時は殆ど意識がなかった。
一応、自分からもモニターが見えるんだけど、目が悪いせいもあってハッキリ見えないし、体力的にも限界だったんだと思う。
検査中に「大丈夫?」とか、「やっぱりご飯は食べられなかった?」とか色々聞かれた気がするんだけど、それにちゃんと答えてたのかも定かじゃないんだよなぁ。
2回目に診てくれたお医者さんが、内視鏡もやってくれたんだけど、検査後の説明の時まで誰が検査してるのか判らなかったので、「このお医者さんはダレなんだろう?やけに色々聞くな・・・」とか思ってたりした。(苦笑)
たぶん30分もしないで検査は終了。
結局、検査台から上手く立ち上がれなくて、車椅子で休憩室まで運ばれたらしい。
というのも、検査の後半はホントに意識がなかったので、いつ終わったのかも判らなかった。
気がついたら点滴してて、リクライニングチェアに寝てたって感じ。
一瞬、どこにいるか判らなくてキョロキョロしてたら、看護師さんに「ゆっくり立って、立てそうなら着替えて待合で待っててください」と言われたので、点滴を抜いてもらって着替えてから待合室へ。
検査が終わってから、どのくらい時間が経ってるのか全く判らず、とりあえず待合のベンチで待ってる母を探して聞いてみると、1時間以上経ってたのにまたもやビックリ!!
母曰く、「検査室から車椅子で出てきたから驚いちゃったわよ~」。
で、ですよね?!アタシが付き添いの立場でも、驚くし心配するわ・・・。
そうこうしてる間に「先生から説明がありますよ」と呼ばれて、母と二人で話を聞くことに。
ここでようやく、さっきの先生が2回目の診察の先生だと気がついたのだった。
まず見せられたのが、さっきまでカメラで見てた腸内の画像。
これが大腸で、これがS字結腸で・・・と、何枚かの画像を見せてもらったんだけど、どれもこれもマダラヘビ状態。
本来、腸内は綺麗なピンク色なのに、一面びっしりと黒い斑点が浮き出てる・・・。
一目見て、「うわっ!!これはヤバいな・・・」と思ったし、隣の母も絶句してたのが判った。
先生は「自分は腸の専門じゃないから、まだ断定は出来ないんだけど・・・」と前置きをしてから、「帰蝶さんの病気は、潰瘍性大腸炎の可能性が強いです」と一言。
聞き覚えのない病名に、頭の中は???で一杯になってしまった。
え?なにソレ?聞いたことないんだけど??
たぶんそれは母も同じだったと思うんだけど、ぼんやりして質問出来ない娘に代わって、「それはどういう病気なんですか?」と聞いてくれたような気がする。
その質問を受けて、先生は丁寧に説明をしてくれた。
なんらかの要因で大腸内に潰瘍が出来るため、下痢や下血が続く病気だけれども、原因がはっきりとわかっていない事。
その為に『特定疾患』という難病の指定を受けている病気である事。
そして、この病気は原因が判っていないので、症状がよくなることはあっても完治することはないという事。
どれもこれも予想すらしていなかった話で、頷いたもののすぐには理解できなかった。
原因がわからない?
難病ってどういうこと?
完治しないって、一生治らないってこと?
母娘揃って「そうなんですか・・・」しか言えずにいると、「あまり聞いた事のない病気ですよね?でも、若い人に最近多いんです」と言ってから、断定は出来ないけど、おそらく間違いないので、どんな病気か知っておいたほうがいいと、先生は冊子を何冊かくれた。
そして、自分の上司が大腸を専門に診ていて、この病気にも詳しいので明日予約を入れておきますと言われて、とりあえずの説明が終了。
家に帰って、さらっと冊子を読んで、翌日には「やっぱり潰瘍性大腸炎ですね」との診断が。
この日から、アタシはUC患者としてデビュー(?)したのでした。
はー、遭遇篇はこれにて終了。
次回はデビュー篇をお送りいたします。(笑)
これで遭遇篇は終わりなので、暫しお付き合い下さいマセ。
自宅からS医大までは、車で10分弱。
かなり近距離だと思うんだけど、いつトイレに駆け込んでもおかしくない状態のままだったから、相当ドキドキな10分弱だった。
案の定、病院に入ってすぐトイレに駆け込んで、篭ること10分。
付き添ってくれた母は、中で倒れてるんじゃないかと思ったらしい。(苦笑)
ヨロヨロしながら検査の受付をすると、次にトイレに行ったら状態を確認したいので、流さないで呼んでくれとのこと。
これがなんだかものすごく屈辱的に感じて、本当に嫌だったな・・・。
しかも見てもらったら、「まだ検査できる状態じゃないから、あと2~3回トイレに行ったら、又呼んでくださいね」ときたもんだから、ビックリ!!
もうすぐにでも検査してもらえると思ってたから、かなりショックだったし、待合のベンチに座ってるのも辛かった。
ベッドを用意しましょうか?と聞かれたんだけど、そうするとトイレにすぐ行けないかもと思って、丁重にお断りして、トイレの傍のベンチで半ば倒れこんでたワタクシ。
それから小1時間して、ようやくGOサインが出たので、検査室へ。
受付後すぐに検査着と穴あきパンツに着替えて、コンタクトも外してたので、ずーっと下見ながら歩いてたら、看護師さんに支えられてしまう羽目に。
単に裸眼の視力が両目とも0.1以下で、しかも乱視が入ってるから、ちょっとした段差で躓かないように下を見てたんだけどね。(笑)
で、左側を下にして検査台に上がって、検査しやすいように鎮静剤を入れてもらったんだけど、内視鏡検査で一番痛かったのは、この鎮静剤が注入された時だった。
手の甲から点滴の要領で針を刺されて、「薬液が身体に入る時に、ちょっと痛いけどガマンしてね」と言われたんだけど、我慢しきれずに思わず声を上げてしまうくらいで、薬液が血管を通ると電流が走ったみたいにビビビっとなるの!
現在までに計3回内視鏡検査してるけど、この時の鎮静剤が一番痛かった。
鎮静剤が効いてくると、ちょっと意識が遠のく感じで、特にこの時は殆ど意識がなかった。
一応、自分からもモニターが見えるんだけど、目が悪いせいもあってハッキリ見えないし、体力的にも限界だったんだと思う。
検査中に「大丈夫?」とか、「やっぱりご飯は食べられなかった?」とか色々聞かれた気がするんだけど、それにちゃんと答えてたのかも定かじゃないんだよなぁ。
2回目に診てくれたお医者さんが、内視鏡もやってくれたんだけど、検査後の説明の時まで誰が検査してるのか判らなかったので、「このお医者さんはダレなんだろう?やけに色々聞くな・・・」とか思ってたりした。(苦笑)
たぶん30分もしないで検査は終了。
結局、検査台から上手く立ち上がれなくて、車椅子で休憩室まで運ばれたらしい。
というのも、検査の後半はホントに意識がなかったので、いつ終わったのかも判らなかった。
気がついたら点滴してて、リクライニングチェアに寝てたって感じ。
一瞬、どこにいるか判らなくてキョロキョロしてたら、看護師さんに「ゆっくり立って、立てそうなら着替えて待合で待っててください」と言われたので、点滴を抜いてもらって着替えてから待合室へ。
検査が終わってから、どのくらい時間が経ってるのか全く判らず、とりあえず待合のベンチで待ってる母を探して聞いてみると、1時間以上経ってたのにまたもやビックリ!!
母曰く、「検査室から車椅子で出てきたから驚いちゃったわよ~」。
で、ですよね?!アタシが付き添いの立場でも、驚くし心配するわ・・・。
そうこうしてる間に「先生から説明がありますよ」と呼ばれて、母と二人で話を聞くことに。
ここでようやく、さっきの先生が2回目の診察の先生だと気がついたのだった。
まず見せられたのが、さっきまでカメラで見てた腸内の画像。
これが大腸で、これがS字結腸で・・・と、何枚かの画像を見せてもらったんだけど、どれもこれもマダラヘビ状態。
本来、腸内は綺麗なピンク色なのに、一面びっしりと黒い斑点が浮き出てる・・・。
一目見て、「うわっ!!これはヤバいな・・・」と思ったし、隣の母も絶句してたのが判った。
先生は「自分は腸の専門じゃないから、まだ断定は出来ないんだけど・・・」と前置きをしてから、「帰蝶さんの病気は、潰瘍性大腸炎の可能性が強いです」と一言。
聞き覚えのない病名に、頭の中は???で一杯になってしまった。
え?なにソレ?聞いたことないんだけど??
たぶんそれは母も同じだったと思うんだけど、ぼんやりして質問出来ない娘に代わって、「それはどういう病気なんですか?」と聞いてくれたような気がする。
その質問を受けて、先生は丁寧に説明をしてくれた。
なんらかの要因で大腸内に潰瘍が出来るため、下痢や下血が続く病気だけれども、原因がはっきりとわかっていない事。
その為に『特定疾患』という難病の指定を受けている病気である事。
そして、この病気は原因が判っていないので、症状がよくなることはあっても完治することはないという事。
どれもこれも予想すらしていなかった話で、頷いたもののすぐには理解できなかった。
原因がわからない?
難病ってどういうこと?
完治しないって、一生治らないってこと?
母娘揃って「そうなんですか・・・」しか言えずにいると、「あまり聞いた事のない病気ですよね?でも、若い人に最近多いんです」と言ってから、断定は出来ないけど、おそらく間違いないので、どんな病気か知っておいたほうがいいと、先生は冊子を何冊かくれた。
そして、自分の上司が大腸を専門に診ていて、この病気にも詳しいので明日予約を入れておきますと言われて、とりあえずの説明が終了。
家に帰って、さらっと冊子を読んで、翌日には「やっぱり潰瘍性大腸炎ですね」との診断が。
この日から、アタシはUC患者としてデビュー(?)したのでした。
はー、遭遇篇はこれにて終了。
次回はデビュー篇をお送りいたします。(笑)
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